増えるペットレス症候群
ペットを飼っている方が増えてきた現代、ペットと人は益々つながりが深くなり、家族の一員としてわが子のように可愛がるという方が多くなってきています。そんな中、人間の寿命よりもはるかに短い年月しか生きていられないペットを亡くしてしまうことで、精神的にも身体的にもあらゆる病的な症状が起きてしまうといった、ペットレス(ペットロス)症候群が問題になっています。
ペットレス症候群は2000年ごろから注目され始めました。ペットとともに過ごす事でペットに対する愛情や愛着が湧き上がり、誰しもがペットを心から愛してしまうという事は当然の事なのですが、ペットの突然の死によって行き場をなくした愛情や愛着は、人に大きな影響を与えてしまうのです。
ペットレス症候群の主だった症状は、うつ病や不眠、それに情緒不安定などの精神症状から、胃潰瘍や消化器疾患などの身体的な症状まで人によって様々です。子育てが終った夫婦や、子供のもてない夫婦にとってのペットは子供同然であり、そのペットを失うという事は耐え難いことなのです。
ペットレス症候群のショックからあなたが健康を害してしまうという事は、愛したペットは喜ぶでしょうか?あなたが愛した分、ペットもあなたを愛していたはずです。あなたがいつも幸せで健康に過ごして欲しいと願ってくれているはずです。無理に忘れる必要はありませんが、早めに心療内科や精神科を受診し立ち直りましょう。ペットはいつまでもあなたの心で生き続けます。早く元気なあなたの姿を見せてあげてくださいね。